当社の事業内容は産業廃棄物「下水汚泥」「食品汚泥」「動植物性残渣」「廃牛乳」の肥料化で、これらを有効利用することによって廃棄物の削減という側面も持っています。
汚泥肥料とは、工場から排出される汚泥を処理し、肥料として再利用できるようにしたもののことです。
汚泥の発生:工場までの生産過程で、様々な汚泥が発生します。
汚泥の処理:発生した汚泥は、工場の水処理施設を通じて微生物処理され、さらに脱水されます。
肥料化:処理された脱水汚泥は、ほかの原料とともに石灰処理され、肥料として製品化されます。
汚泥肥料は当社の管理農地において、引き延ばし作業や鋤込み、転圧作業を経て牧草や白菜、菜の花などを育生しています。
牧草は動物園や競馬トレーニングセンターなどに飼料として、白菜は弊社グループ企業である、農事組合法人上野市農業生産組合にて、キムチに生まれ変わり、市場に流通しています。
また、白菜等の残渣や洗浄水なども肥料の原料の一部として利用する「トータル循環システム」を実現しています。